小学生の英語タイピングはいつから?始め方と続けるコツ

英語のタイピングは何年生から始められるのか、最初の1か月で何をすればいいのかを、つまずきやすい順番の問題とあわせて整理しました。

最終更新:2026年9月3日

英語タイピングは何年生から始められる?

目安は小学3年生です。理由は学校のカリキュラムにあります。小学3年生の国語でローマ字を学び、同じ3年生から外国語活動として英語の授業が始まります。キーボードでローマ字を打つ土台と、英単語にふれる機会が同時にそろうのがこの学年です。

ただし「3年生になるまで待つ必要がある」という意味ではありません。英語タイピングは、アルファベットのキーの位置を覚える作業と英単語を覚える作業の組み合わせです。前者はローマ字を知らなくてもできます。1〜2年生でも、画面に出た文字と同じキーを探して押す遊びから始めれば十分に成立します。

学年別のはじめかたの目安

1〜2年生:画面の文字と同じキーを探して押す。速さは求めない。
3〜4年生:ローマ字入力とあわせて、身近な英単語を打つ。
5〜6年生:ホームポジションを固めて、キーを見ずに打つ練習に進む。

順番をまちがえるとつまずく

大人が教えるときにいちばん多い失敗が、最初からホームポジションを守らせることです。指の配置は正しいのですが、覚えることが多すぎて「打つのが面倒」になり、そこで終わってしまいます。

先に来るべきなのは「打てた」という感覚です。キーの位置がうろ覚えでも、単語が1つ完成して音が鳴れば、子どもはもう一度やりたくなります。指の形を整えるのは、キーの位置がだいたい頭に入ってからで間に合います。

  1. アルファベットのキーを探せるようにする画面のAを見て、キーボードのAを押せる。この段階では人差し指1本でもかまいません。
  2. 短い英単語を1語まるごと打つcat、dog、redなど3文字の単語から。打ち終わりの達成感がここで生まれます。
  3. ホームポジションに手を戻すクセをつける1語打ち終わるたびにホームポジションへ戻る。これだけで指の動きが安定します。
  4. キーを見る回数を減らす知っている単語だけ、画面から目を離さずに打ってみる。

ホームポジションの具体的な指の担当はホームポジションの覚え方にまとめています。

最初の1か月の進め方

1回15分を超えると集中が切れます。1日10分×週4〜5日を4週間続けるのが、いちばん無理のないペースです。

時期やることできるようになる目安
1週目アルファベットのキー探しA〜Zを5秒以内に見つけられる
2週目3文字の英単語を打つcat・dog・redなどを止まらずに打てる
3週目4〜5文字の英単語を打つapple・greenなどを打てる
4週目音を聞いてから打つ発音を聞いてつづりが浮かぶ

4週目の「音を聞いてから打つ」が、英語タイピングが単なるタイピング練習と違うところです。耳で聞いた音とつづりが結びつくと、英単語がそのまま覚えられます。打つ単語は最初に覚えたい英単語100から選ぶとちょうどよい難易度になります。

1日10分を続けるための3つのコツ

1. 時間ではなく回数で区切る

「10分やろう」より「10問やろう」のほうが、終わりが見えるぶん続きます。終わりが自分で数えられることが大事です。

2. 前回の記録を見せる

正解率や打った数が前回より1つでも増えていれば、それが続ける理由になります。逆に、記録が残らない練習は「やった意味」が見えないため飽きが早く来ます。

3. 打てなかった単語だけを翌日に回す

全部やり直すと時間がかかり、できる単語を打つ時間が無駄になります。間違えた単語だけをもう一度出すほうが、同じ10分でも定着します。

よくある質問

キーボードは何を使えばいいですか?

家にあるPCのキーボードで十分です。新しく買う場合は、キーが小さすぎない一般的なサイズのものを選んでください。タブレットの場合は画面上のキーボードではなく、外付けキーボードをつなぐことをおすすめします。指の移動距離が実物と変わってしまうためです。

ローマ字がまだ書けなくても大丈夫ですか?

英語タイピングだけなら問題ありません。打つのはアルファベットそのものなので、ローマ字のつづりの知識は不要です。日本語入力もあわせて練習したい場合はローマ字入力の覚え方を参照してください。

ブラインドタッチはいつからできますか?

1日10分の練習で、3〜6か月が目安です。ただし早さを目標にすると手元を見るクセが強くなります。「見ないで打てた単語」を数える形にすると、無理なく移行できます。

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