小学生のためのホームポジションの覚え方
キーボードを見ないで打つための土台がホームポジションです。指ごとの担当範囲と、覚える順番をまとめました。
ホームポジションとは
ホームポジションは、キーボードに指を置く基準の位置のことです。左手の人差し指をF、右手の人差し指をJに置き、そこから順に指を並べます。
FとJのキーには小さな出っぱりがついています。これは指先の感覚だけで位置を確認するための目印で、ほぼすべてのキーボードに共通しています。まずはこの2つを、見ないで探せるようにするところからです。
最初に教えるのはこの1つだけ
「1つ単語を打ち終わったら、FとJの出っぱりに人差し指を戻す」。これだけを守れば、指の位置は自然に安定していきます。10本すべての担当を先に暗記させる必要はありません。
どの指がどのキーを担当するか
ホームポジションから、上下の段は「まっすぐ上」「まっすぐ下」の指が担当します。担当を表にすると次のようになります。
| 指 | 上の段 | ホーム | 下の段 |
|---|---|---|---|
| 左小指 | Q | A | Z |
| 左薬指 | W | S | X |
| 左中指 | E | D | C |
| 左人差し指 | R・T | F・G | V・B |
| 右人差し指 | Y・U | H・J | N・M |
| 右中指 | I | K | , |
| 右薬指 | O | L | . |
| 右小指 | P | ; | / |
親指はスペースキーだけを担当します。左右どちらの親指を使ってもかまいませんが、毎回同じほうに決めておくと迷いません。
覚える順番
10本を一度に覚えようとすると、ほぼ確実に途中で嫌になります。使う頻度の高い指から順に広げていくのが確実です。
- 人差し指2本(F・J・G・H)この4キーだけで、ホームポジションに戻る動作が身につきます。
- 中指を足す(D・K)dog、kidなど短い単語が打てるようになります。
- 薬指を足す(S・L)ここまでで小学生の英単語のかなりの部分がカバーできます。
- 小指を足す(A・;)いちばん動かしにくい指なので最後に回します。apple、catのAがここです。
- 上下の段へ広げるホームの段が安定してから、まっすぐ上・まっすぐ下へ動かします。
手元を見るクセの直し方
「見ないで打ちなさい」と言うと、たいてい練習そのものが嫌いになります。見る回数は、次のような形で自然に減らしていくのが現実的です。
- 知っている単語だけ見ないで打つ:cat、dogなど、確実に打てる単語のときだけ画面から目を離します。
- 打ち始めの1文字だけ見ないでやる:最初の1文字が当たれば、残りは見てもかまいません。
- 指を置く前に位置を言葉にする:「Aは左の小指」と口に出すと、目で探す前に指が動くようになります。
キーの位置が頭に入っていないうちに見ることを禁じても、探す時間が増えるだけです。順番としては英語タイピングの始め方で触れたとおり、まず打てること、次に指の形です。
よくある失敗
手首をキーボードにつけたまま打つ
手首を固定すると、遠いキーに指が届かず、届かせるために手全体が動いてしまいます。手首は軽く浮かせるか、リストレストに触れる程度にします。
親指以外でスペースを押す
人差し指でスペースを押すと、そのたびにホームポジションが崩れます。スペースは親指、と決めてしまうのがいちばん早い解決です。
速さを先に目標にする
速さを求めると、打ちやすい指だけを使う自己流の打ち方に戻ります。最初のうちは正確さだけを見て、速さは結果として上がるものと考えてください。
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