小学生のためのホームポジションの覚え方

キーボードを見ないで打つための土台がホームポジションです。指ごとの担当範囲と、覚える順番をまとめました。

最終更新:2026年9月3日

ホームポジションとは

ホームポジションは、キーボードに指を置く基準の位置のことです。左手の人差し指をF、右手の人差し指をJに置き、そこから順に指を並べます。

A左小指
S左薬指
D左中指
F左人差し指
G左人差し指
H右人差し指
J右人差し指
K右中指
L右薬指
;右小指

FとJのキーには小さな出っぱりがついています。これは指先の感覚だけで位置を確認するための目印で、ほぼすべてのキーボードに共通しています。まずはこの2つを、見ないで探せるようにするところからです。

最初に教えるのはこの1つだけ

「1つ単語を打ち終わったら、FとJの出っぱりに人差し指を戻す」。これだけを守れば、指の位置は自然に安定していきます。10本すべての担当を先に暗記させる必要はありません。

どの指がどのキーを担当するか

ホームポジションから、上下の段は「まっすぐ上」「まっすぐ下」の指が担当します。担当を表にすると次のようになります。

上の段ホーム下の段
左小指QAZ
左薬指WSX
左中指EDC
左人差し指R・TF・GV・B
右人差し指Y・UH・JN・M
右中指IK,
右薬指OL.
右小指P;/

親指はスペースキーだけを担当します。左右どちらの親指を使ってもかまいませんが、毎回同じほうに決めておくと迷いません。

覚える順番

10本を一度に覚えようとすると、ほぼ確実に途中で嫌になります。使う頻度の高い指から順に広げていくのが確実です。

  1. 人差し指2本(F・J・G・H)この4キーだけで、ホームポジションに戻る動作が身につきます。
  2. 中指を足す(D・K)dog、kidなど短い単語が打てるようになります。
  3. 薬指を足す(S・L)ここまでで小学生の英単語のかなりの部分がカバーできます。
  4. 小指を足す(A・;)いちばん動かしにくい指なので最後に回します。apple、catのAがここです。
  5. 上下の段へ広げるホームの段が安定してから、まっすぐ上・まっすぐ下へ動かします。

手元を見るクセの直し方

「見ないで打ちなさい」と言うと、たいてい練習そのものが嫌いになります。見る回数は、次のような形で自然に減らしていくのが現実的です。

  • 知っている単語だけ見ないで打つ:cat、dogなど、確実に打てる単語のときだけ画面から目を離します。
  • 打ち始めの1文字だけ見ないでやる:最初の1文字が当たれば、残りは見てもかまいません。
  • 指を置く前に位置を言葉にする:「Aは左の小指」と口に出すと、目で探す前に指が動くようになります。

キーの位置が頭に入っていないうちに見ることを禁じても、探す時間が増えるだけです。順番としては英語タイピングの始め方で触れたとおり、まず打てること、次に指の形です。

よくある失敗

手首をキーボードにつけたまま打つ

手首を固定すると、遠いキーに指が届かず、届かせるために手全体が動いてしまいます。手首は軽く浮かせるか、リストレストに触れる程度にします。

親指以外でスペースを押す

人差し指でスペースを押すと、そのたびにホームポジションが崩れます。スペースは親指、と決めてしまうのがいちばん早い解決です。

速さを先に目標にする

速さを求めると、打ちやすい指だけを使う自己流の打ち方に戻ります。最初のうちは正確さだけを見て、速さは結果として上がるものと考えてください。

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